様々な支援のかたち
4月14日以降の熊本地震は、
連続的な大地震で、未曽有の災害となりました。
亡くなれた方には心から哀悼の意を表するとともに、
被災された方皆様のご心痛をお察しし、
お見舞い申し上げます。
物資の提供、ボランティアとしての現地入り、
炊き出しへの参加、支援金の寄付、
など、様々なかたちで支援に携わっている方も多いことでしょう。
私にできること。
何とかしたいという衝動に惑わされず、思いのままに流されず、
地に足をつけて考えた上での支援のひとつのかたちが
一般社団法人グリーン経営者フォーラムの「ダイレクト募金」です。
私もコラムを寄稿している
ソーシャル・イノベーションマガジン“オルタナ”誌から派生し
http://www.alterna.co.jp/17938
大変お世話になっている“一般社団法人グリーン経営者フォーラム”
http://www.greenforum.biz/
法人のグリーン九州代表、松下生活研究所様も被災されました。
他にも、熊本・九州には、会員企業も多く同様に被災されています。
また、弊社のクライアント様も複数社あり、
ほんの微力ですが携わらせていただいております。
実は、日本財団や日本赤十字、他法人の寄付の中でも
すぐに現地にお金を振り込むケースは非常に珍しく、
この「ダイレクト募金」への評価が高まっています。
会員ではない方も、募金に参加できますので、
ご関心のある方は、お気軽にお問合せください。
-ダイレクト募金の特徴-
1)日本赤十字など、被災者に届くのに時間が掛かる仕組みと違っ
て、週に2回程度、お金を現地に送金します。
※手数料は一切頂きません。100%、現地に届けます(手数料はグ
リーン経営者フォーラムが負担します)
※寄付の税額控除は申し訳ありませんが、適用できません
2)お金の用途は、現地の寄付受託者がフェイスブックやオルタナ
オンライン、メルマガを通じて細かく報告していきます。
3)その他、現地の状況やニーズをオルタナオンライン上やメルマ
ガでお伝えし、現金以外の「支援して欲しい」「支援したい」の
「ダイレクト支援マッチング」も展開します。
※また「ダイレクト募金」は一切の手数料を受け取らず、
銀行の送金手数料もグリーン経営者フォーラム持ちです。
-寄付先の皆様からのお言葉-
「ご支援有難うございます。
現在組み立て中のボランティアの宿泊小屋の建築費
用や、支援活動の車両代、ガソリン代、食事代等の経費に使用させ
ていただきたいと思います」
「ありがとうございます!大切に使わせて頂きます。
支援物資の運搬用車両のガソリン代と支援物資を
取りに来た人達への炊出し材料代に充てさせて頂きます。
避難所には家に帰るのが怖い老人の方や母子家庭の方が多くいらして
片付けなどのボランティアが今後必要になると思いますので、
そこに注力したいと考えています。また状況報告致します」
他
もちろん、寄付や募金をすれば、
それがすなわち支援であるとは言い切れません。
ただ、今やるべきことを擲って、現地に飛んでいくのは、
復旧した先の未来を弱くしてしまうことにもなりかねません。
私は、人財育成という仕事を通じて、必ずや、未来の発展につながる力を注ぎます。
※写真は、空路から眼下に広がる九州(被災前)
2016. 04. 26